公開日:2019.12.04| 最終更新日:2020.05.07 新人教育

    部下の育成で大事なこととは 職場で上司が部下を教育している

    今回は、部下の育成において上司が知っておきたい大事な4つのポイントについてお話します。

    『部下の育成がなかなかうまく行かない』
    部下をお持ちの上司の方なら一度は悩まれたことがあるのではないでしょうか?

    上司にとっても会社にとっても、部下や新人の育成は大事な任務です。
    ですが、指示したことを思うようにしてくれなかったり、自分が想定しているより倍の時間をかけて仕事をしていたり、部下が思うように成長してくれないことがよくあると思います。
    最悪、忙しい中で教える時間を作っても辞めてしまう…と言う事態もそう珍しくはないかと思います。

    今回はそんな部下の育成において上司の皆様が意識しておくべき大事なことをお伝え致します。

    育成とは

    一般的な意味は育てることで、もっと厳密に言うと立派に育て上げることを育成と言います。
    企業にとっての育成でいうと、新しく入社した新人を即戦力にすることや、未来の幹部候補として課長を部長に育て上げることが言えます。

    部下を育成する上司の姿

    部下を育成するためには一人一人向き不向きがあり、成長のスピードも個性も違うことを理解しておくことが必要です。
    例えば物流の業務が得意な人と、事務仕事が得意な人がいたとします。
    その二人をよく考えずに物流現場のリーダーになるように育成すると事務が得意な人は
    「私だけみんなと比べて遅いなぁ…この仕事向いてないのかな…」
    と、だんだん仕事に対する自信をなくして行き、最悪の場合退職に繋がる可能性もあります。

    それを防ぐために、次は上司の皆様が部下育成で押さえておくべきポイントを確認していきましょう。

    部下の育成で大事なポイント

    上司と部下が話してる

    部下を立派に育成する上で押さえておくべきポイントと言ってもたくさんあります。
    特によく挙げられるのは次の4点です。
    ・自分から積極的にコミュニケーションを取ること
    成長に繋がる目標を作ること
    成果がでたら褒めて、ミスをしたときは正しく叱り教えること
    部下のレベルに合わせて課題・仕事を与えること

    上記は全て実践するべきことですし、もちろん弊社の部下・後輩を持つ社員は実践しておりますが、関通にはもう一つ大事にしていることがあります。

    仕事を教えている図

    それは、仕事の拠り所を作ることです。
    仕事の拠り所って?と思われた方もいるかと思いますが、作業の手順書であるマニュアルのことです。

    部下に仕事を教えるとき、口頭でしか伝わらない事もありますが、まだ業務に慣れていない人が安心して仕事を出来るために必要なものはその通りに進めたら正しい仕事ができるマニュアルです。
    仕事に正解を与えると初めてする仕事でもある程度は出来ますし、次の自分の作業が分かり、安心できるのです。

     

    ▼マニュアルを作成するときの3つのポイントを解説!

    効果的な新人教育マニュアルを作成するときに入れておきたい3つのポイント

    部下を育成する上で上司が気をつけること

    メモを取っている

    上司とは部下のお手本になる人でもあり、部下から信頼される人になる必要があります。
    そのためには上司の皆様は気をつけるべきことがいくつがあります。

    まず第一は熱心に仕事に取り組むことです。
    上司が仕事に対して後ろ向きだったり、いい加減な態度をしているとそれを見ている部下に必ず悪影響を与えます。
    「〇〇さんみたいになりたい」と思ってもらえるような接し方をすべきです。

    であれば、しんどいことがあっても表情や態度に出さない技術も必要です。
    気持ちを強く持たないといけない部分はありますが、部下が付いてきてくれることに照準をおき、行動をしていきましょう。

    次に先ほどの仕事の拠り所に通じますが、部下が相談・質問がしやすい環境や雰囲気を作ることも重要なことです。
    もしどうしても分からなくて教えて欲しいのに話しかけても
    「忙しいから」「1度教えたから」
    と冷たくはねのけられてしまうと、その時点で信頼は生まれません

    両者共に良い職場環境を作るため、仕事に自分ばかりにならないように気をつけましょう。

    まとめ

    部下や新人の育成は、今の時代非常に重要視されるようになりました。

    高い採用費用をかけて新卒を採用して自分なりに頑張って教えていても、数ヶ月後、退職願を出す方も実際にいます。

    そういった早期退職をなくすために、今回部下の育成についてお話させて頂きました。

    今回ご紹介したことをぜひ1つずつ実践し、ぜひ新しく入ってくる未来の部下が働きやすい会社にしてください。

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    この記事を書いた著者について

    前田勝俊
    前田勝俊

    株式会社関通 首都圏営業部 部長
    アニー公認トレーナー

    2006年に株式会社関通に入社。情報システム、営業、総務、物流現場、あらゆる部署を経験。
    2016年に本格的にチェックリストシステム『アニー』の外販を開始する際に、専任として任命される。
    年間100社以上の経営者様と共に、アニー導入に師事。

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