公開日:2021.03.13| ミス防止 作業効率化


    製販分離とは、製造部門と販売部門に業務を分けることです。
    製販分離の例えとして、パン屋さんだと「パンを作る人」と「パンを売る人」という風に、
    製造する人と販売する人を分けることです。
    製販分離を行うことにより、専門的に特化することができるのでユーザーサービスができるというメリットがあったり、管理する手間が増えるというデメリットがあったりします。

    今回は、製販分離の基本やメリットについてご紹介していきたいと思います。

    製販分離とは


    製販分離とは、製造を行う組織と販売を行う組織で業務をわけることです。
    業務処理能力を最大化することで生産性向上を図るための取り組みとなります。
    製販分離を行うことで、効率的で高品質なものをお客様にお届けすることができるといわれており、製造業ITベンター、税理士・会計事務所などで活用されています。
    製造業では名前の通り製造部門と販売部門をわけることを意味しますが、
    会計事務所ではデータ入力や税務報告書などの資料作成を「製」、
    お客様へのコンサル業務などを「販」とした製販分離が行われています。

    製販分離の重要性とは


    製販分離を行う意味は何でしょうか。
    もし、ひとりの担当者が全ての業務を行っているとすると、
    そのスタッフのやり方が全体の品質なってしまいます。
    つまり、そのスタッフがいなくなってしまうと、
    業務品質を保つのが難しくなってしまうということです。
    また、ひとりで様々な業務を処理するよりも、業務範囲を分担し、
    ひとりひとりの裁量を絞った
    ほうが処理能力は格段に上がります
    このように、製版分離によって効率化と生産性アップが期待できます

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    製販分離のメリットとは


    製販分離のメリットを2点ご紹介します。

    1つ目は、製造係と販売係を分けることにより製造係は商品作りに専念でき、
    販売係は販売に特化できる
    ことです。
    これによってより高精度のユーザーサービスが行えます。

    2つ目は、製造量に応じて弾力的な販売体制を行うことができることです。
    商品企画力を高め、それをユーザーに正確に伝えることができる販売スタッフが揃えば、
    製販分離のメリットは最大限に機能させることができます。
    物を売るという能力と、物を作るという能力は別物であって、
    「売る」のであれば販売網、ルート、販売員などが必要になってきます。
    さらに、それを全国規模で展開するならば分散型の大きな組織になります。
    「作る」なら材料の確保、作成員の確保、品質の管理などが必要になってきます。
    品質を求め、効率よく作りたいのであれば工場は集中型になるでしょう。
    これらから会社として、人材や設備を確保・管理していかなければならないと考えると、
    生産から販売までを一貫して行うには大きな資産が必要になります。
    「作る」と「売る」が反対の性質を持つからです。
    これらから、どちらかに特化することによって、
    人材確保や組織運営の方法を統一することになり、効率的になるというメリットが生まれるのです。

    製販分離のデメリットとは


    次に製販分離のデメリットを2点ご紹介します。

    1つは管理部門を二つ持つことになるので効率が悪くなります
    製造会社と販売会社に分けるとなると、それぞれに人事総務や経理担当などの管理部門を
    設立しなければならないのでその分手間が増えます。

    2つ目は製造企画スタッフの想いや意図がユーザーに、
    直接販売する
    販売スタッフに届きにくくなります
    逆にユーザーからの声も製造企画スタッフに伝わりにくいです。
    そのためリアルなニーズを得ることができません

    まとめ

    製販分離と逆の製販一体には、それぞれにメリット・デメリットがあり、
    一長一短であると言えます。
    どちらがいいのかは一概には決めることはできません。
    しかし、製造担当も販売スタッフも常にユーザーの視点で取り組むことが必要であり、
    忘れてはいけません。
    自社の状況・課題などの現状を踏まえて、製販分離、製販一致のどちらか合った方を
    選ぶことが大切になってきます。

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