公開日:2019.05.28| 新人教育

    ほとんどの企業が4月になると、新人が入社します。
    新人が入社すると企業としても、「ぜひ活躍してもらいたい!」そんな気持ちで採用をされたのではないでしょうか。
    しかし、そういった気持ちを抱いても、新人がいきなり活躍することは、数少ないことだと思います。
    ほとんどの新人にまず必要なことが、「教育」です。
    企業のことや、方針などを理解し、新入社員が一人前になるにはどうすればよいのか。
    今回はそんな新人教育について、関通がうまくいったことを織り交ぜながらご説明したいと思います。

    新人教育とは

    冒頭でもご説明しましたが、新人教育はいわゆる企業にとって必ずといっていいほど存在するものです。
    新入社員にとって入社してからしばらくは自分の仕事を覚えることに精一杯になります。
    しかし、企業にとってはできるだけはやく仕事を覚え、即戦力として働いてもらいたいのも事実としてあります。
    そのギャップを埋めることが、企業として必要なことではないでしょうか。
    会社の価値観や方針の理解、会社で発生する基本的な業務など、教えることはたくさんあります。
    その分、新人を教える側は、マニュアルなどの準備が必要になってきます。
    新人教育はその点でいうと、入社する側もそれを受け入れる側もキチンとした準備が必要ということになります。

    新人教育で必ず起こる問題とは

    新人教育を行っていると必ずといっていいほど起こる問題があります。
    品質が悪くなる
    教育に時間と手間がかかる
    育てたのに、すぐに辞めてしまう
    この3つがほとんどの企業で見られる問題ではないでしょうか。
    もちろん弊社関通でも、この問題はありました
    そちらの対策についても触れながら、それぞれの問題点を見ていきましょう。

    ①品質が悪くなる
    これは、考えれば至極当然のことです。
    入社10年目の従業員と、入社したての従業員とでは、
    知識はもちろん、作業のスピードが違いますし、
    慣れという点では、1人で作業をしたとして
    圧倒的に10年目の方のほうがミスは少ないかもしれません

    ②教育に時間と手間がかかる
    新人の教育でよくある光景として、
    今から言う事をメモしてください。
    と言いながら仕事を教えるといったものがあります。

    これは非常に時間がかかってしまいます
    現に「教える→メモする→それを見て作業をする」といった流れになってしまいます。
    しかもこのメモした内容に抜けがあると、ミスを起こす可能性もあります。

    ③育てたのに、すぐに辞めてしまう
    企業として、せっかく育てた新人がやめてしまうことは、
    非常に残念なことです。
    またその人にあてた教育時間が全てムダになってしまいます。

    関通では、毎年50名近くの高卒採用を行っています。
    もちろん退職が0というわけではありません

    新人教育をうまくするポイントは

    新人教育には様々な問題があります。
    しかし、その教育をうまくできないと企業としては、ダメージが多いです。

    品質が悪くなることについては、関通でもこの問題はありました。
    それを解決したものは「マニュアル」です。
    マニュアルといえど、ただ文字が並んだ取扱説明書のようなものではなく、
    チェックリスト型のマニュアルなんです。
    それを時系列順に書き出し、それを上から順番にすることで
    一作業のマニュアルが出来上がり、しかもそれを見て、
    チェックをしながら作業を行うことで、完結できてしまいます
    一見誰もが当たり前と思うかもしれませんが、
    これで関通は「引き継ぎ」という面でも絶大な効果を出しています。

    新人教育に時間がかかってしまう理由の1つとして、
    挙げた「教える→メモする→それを見て作業をする」といった
    ムダを省くものも、実はマニュアルが有効です。
    さらに言えば先ほども出てきた
    チェックリスト型のマニュアルが1番効果的なんです。

    それはなぜか?
    教える側が一言「マニュアルを見ながらやってみて」で完結するからです。
    そうすると、新人は上から順番に書いてあることをすればいいだけになります。
    さらに、人は実際に手を動かす方が覚えます
    それにより、教育期間の削減にも繋がります。

    チェックリストが招く企業へのメリット

    チェックリストは記憶で仕事をしない

    チェックリストがマニュアルになるだけでも非常にメリットはあります。

    やはり1番は新人の業務の進捗がわかることではないでしょうか。
    チェックリストを用いて仕事をすることで、
    どこまでいったのかがチェックリストを見るだけで完了します。

    チェックリストが招くメリットはそれだけではありません。
    マニュアルによる属人化の解消
    新人への教育時間の短縮
    ミスの削減
    マニュアルのアップデート
    など、様々なことに効果を発揮します。

    もちろん紙のチェックリストを更新する際は、
    新しく書き出さないといけないなどの問題はありますが、
    クラウドへ移行することで、その問題は解消されるでしょう。

    結果的にチェックリストは、企業にとって様々なメリットを生みます
    もし今、マニュアルが人の頭の中にしか存在しない企業様は、
    上記を1度試してみてはいかがでしょうか?

    まとめ

    新人教育は、どの企業にも発生する事柄です。
    すぐに辞めてしまうなどを防ぐには、企業がどれだけ新人の受け入れの準備を整えれるかが重要になってきます。
    また入ってきた新人には小さくても成功体験を積ませることをオススメします。
    ぜひ入社したばかりの新人が即戦力になるように、チェックリストを活用してみてください。

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    この記事を書いた著者について

    前田勝俊
    前田勝俊

    株式会社関通 首都圏営業部 部長
    アニー公認トレーナー

    2006年に株式会社関通に入社。情報システム、営業、総務、物流現場、あらゆる部署を経験。
    2016年に本格的にチェックリストシステム『アニー』の外販を開始する際に、専任として任命される。
    年間100社以上の経営者様と共に、アニー導入に師事。

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