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公開日:2019.12.24|
最終更新日:2021.07.06
チェックリスト
ミス防止
新人教育
新人教育は、新入社員の方に対してだけではなく、人材育成面で企業にとっても重要な仕事になりますが、新人教育には様々な課題があります。
「新人教育に時間がかかって、なかなか独り立ちしてくれない。」
「新人教育のコツはあるのだろうか?」
「少し覚えが悪い子だからな…」
このような声をよく聞きます。
教育する中で詰まってしまう要因は、案外教える側にあるものなのです。
そこで、新人教育の中で役に立つ4つの重要なポイントをご紹介させていただきましょう。
あなたの部下が1日でも早く仕事をこなし、良きパートナーとなれるよう、新人教育に力を入れていきましょう!
目次
役に立つ4つの重要なポイント
1.「言語」の教育をする
新人研修の中で新人さんの頭が真っ白になる瞬間は「分からない言葉が出てきたとき」です。
私たちが日常茶飯事に使っている言葉も、新入社員にとっては外国語です。
また企業ごとに使う言語も変わってきます。
その言語の定義や共通の認識を、企業側が決め、教えてあげることは非常に重要となります。
また、全員が共通の言語を使うことにより、コニュニケーションのズレがなくなり、仕事の理解が早くなります。
社内で使う言葉を統一することも、仕事がやりやすくなる現場を作る第一歩です。
2.仕事の内容を見える化!
仕事内容の「見える化」はとても重要です。
まずは、仕事内容を文字や画像に落とし込んで見てください。
記憶の中で仕事をすると、下記のようなことが起こります。
「大事なことを伝え忘れてしまう」
「他の人が教えたときに内容や手順が違う」
結果新人が混乱してしまいます。
また、メモをしていても後で見返すと、メモの内容が理解できない、や
メモを取り間違えてミスをしてしまうこともあるでしょう。
しかし、あらかじめ上司が仕事のチェックリストを用意し、それを仕事の教科書として使うことで、抜け漏れやミスを防ぐことが出来ます。
もちろん、そこには仕事で使う「言葉」がでてきます。
先述した言葉の教育も併せて行えるようにしましょう。
▼仕事内容を見える化にする為にチェックリストがオススメです!▼
3.教える時に手を動かすのは「新人」
新人に業務を教える時は、新人に手を動かしてもらうことが大切です。
もちろん、作業自体はあなたがやって見せたほうがその場は早く終わります。
しかし、手を動かさなければ新人さんの成長スピードはぐっと落ちます。
仕事は、見ただけではできるようにはなりません。
パソコン仕事であれば、自分でマウスを持ち、クリックしながら手順を進める。
このように手や体を動かした方が新人さんは仕事の覚えが早くなります。
その時に必ず「見える化」した仕事の手順を渡しましょう。
4.新人教育の3ステップについて
新人教育は、教える・育てる・チェックするの3ステップに分けて行いましょう。
教えてると育てるは何が違うのでしょうか?
私たちは教育担当には、
教える⇒インプット
育てる⇒アウトプット
と指導しています。そして教育係はその結果値をチェックすることが大切です。
教えるは仕事の内容や中身を伝えてあげること。
育てるは、実際に自分でやらしてみることです。
チェックするとは、その結果値を確認することです。
このように、教える⇒育てる⇒チェックする を繰り返していくことで
新人さんも安心して独り立ちできるように成長します。
新人教育にはアニーが効果的な理由
私たちは「育てる」ときには、チェックリストを新人さんにを使ってもらい、業務の流れを手順通りにやらせてみます。
クラウド型のチェックリスト型システム「アニー」ならば、
いつ・誰がチェックをしたか?のタイムスタンプを残すことができ、
正しく仕事が手順通りに実施できたか。どこでつまづいたかを、後から上司が確認することができます。
手順を1つ抜かしてしまったら、
「なんで集中できないんだ!気を抜きすぎですよ。」と言うのではなく
「手順を飛ばすことはやってはいけないことです。なぜ抜かしてしまいましたか?難しいところはありましたか?」
と、原因を一緒に考えてあげることが大切です。
正しくと手順通りに出来ているかということや、どこで詰まってしまったかが、わかれば
次にレベルアップするための指導ができます。
まとめ
いかがでしたか?
簡単なことに見えて、意外と教育するときに抜けてしまう4つのポイントをご説明させていただきました。
この4つのポイントを意識し新人の教育に役立ててみてください。
きっと成長や理解のスピードが上がります。